最近見た映画

先ほどクリント・イーストウッド監督『15時17分、パリ行き』を見て、

泣きながら帰ってきたところです。



一昨年だかに『アメリカン・スナイパー』を見たときに

イーストウッドは悟りを開いた

と思いました。これは神の目線で見た世界だと。


善とか悪とかのジャッジメントがない。まったくない。

ということは

ふつう我々ニンゲンの大好きなドラマ&トラウマとか

感情のジェットコースターがないってことで、

おもしろくないっちゃーおもしろくない。盛り上がらんのです(笑)


今回の『1517分、パリ行き』では、イーストウッド神は

いかにもアメリカ的なヒロイズム賞賛の体を装うことで

『スナイパー』よりはもうちょっと地上近くに降りてきてくれました。



「神さま、わたしを愛の道具にしてください」


と祈っていた少年時代の主人公スペンサーくんが


「人生が僕を導いてくれているような気がする」


と言う、それは


人生を自分の力でコントロールしようとしては惨めに失敗してきた私にとって

ほんとうにほんとうにほんとうに救いになりました。


スペンサー君がなぜ軍事オタクになったのか、

それは『サイモン・バーチ』の主人公がなぜ小さな体に生まれついたのか、と同じで


天の采配は人知を超えているんだ


ということをみせてくれた。



イーストウッドやばい。この人の映画ってだんだんきっと普通の意味では面白くなくなっていくんじゃないかな、この先。だけど深くなっていくよきっと。




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by excusemoi | 2018-03-05 17:24 | 雑記 Diary | Trackback | Comments(0)
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